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日本経済新聞社で週一回掲載されている「奇縁まんだら」がおもしろい。 これは、瀬戸内寂聴さんが今まで出会い交流のあった作家との思い出を書いているものです。
毎回楽しみに読んで、スクラップまでしていました。 うれしいことに前篇を一冊にした本が出版され、早速に購入しました。 著者の出版サイン会もあったので、本当は行ってみたかったのですが・・・。これは残念でした。
「この世で同じ世代を生き、縁あってめぐりあい、言葉を交しあった人々の俤(おもかげ)が、夜空の星のように、過ぎてきた過去の空にきらめいている。」と瀬戸内さんは書いています。 「どの人もなつかしく、もう一度会いたい人ばかりである。」
私は、こうした一言一言に、瀬戸内さんの悔いのない人生を送った姿を見出します。
瀬戸内さんが文学を志したきっかけは、能楽堂へ能を観にいったとき、偶然に遠めに見た島崎藤村が美男であったからだそうです。 その瞬間、「小説家になろう。」と思った姿は、瀬戸内さんらしいかな。
自分の人生も、一人一人との悔いのない出会いと交流によって、何かを残せたら・・・と思っています。 |
10:15, Sunday, May 18, 2008 ¦ 固定リンク
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