長野県の住基ネットの利用が低調だそうです。 「住基ネットを使えば住民票が不要な点などメリットが浸透していない」ことが、利用が丁重な理由としています。 果たしてそうでしょうか。 19年分または20年分の個人の確定申告において住基カードを使用し電子申告をした場合には、5,000円の税額控除が認められました。 しかし当事務所の場合、住基カードを使用した納税者は、1割ぐらいです。 申告の際、5,000円控除の話は納税者にいたしましたが、結果は住基カードの取得は消極的でした。 理由は (1) 1回きりの5,000円控除は魅力ない (2) 住基カードを取得してもその後の利用価 値が少なく、かえって保管に困る でした。
県民の窓口申請で住基カードによる本人確認ができるのは消防法に関する申請、電気工事士法の免許申請等々だそうです。 5月20日からはパスポート発給にも利用を広げるそうですが、パスポートも1度取得したら原則5年か10年後に必要になるだけです。
一般庶民としての利用価値を考えたら、まだまだかなあ〜と思います。 運転免許証と兼ねられるのなら、違ってくるでしょうね。 |