昨日のブログで「凛とした」というフレーズが心に残った、というメールを戴きました。 人として、女性/男性として、私として、絶対に譲れないものを持ちながら、それでいて押し付けがましくもなければかたくなでもない、そういう姿を形容して言う言葉だと思います。
そういう心というのは、単一思考的でもなく、ましてや自分だけが見えているというのでもなく、きっと360度にわたるパノラマ的な視界を持っているねでしょうね。
そういう人になりたいものです。
韓国の詩人で、ユン・ドンジュという人がいます。 戦前の日本に留学し、立教大学に学んで、若くして獄死しました。
その人の詩の一節に、 「天を仰いで一点の恥じ入るところなく」 というのがあります。 「凛とした」というのは、正にそういうことではないでしょうか。 |