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今日から新年度のスタートです。 当事務所では人事移動はありませんが、公官庁では新しいメンバーでスタートした部署がほとんどだと思います。
私は、税理士としての仕事柄、官庁へ出入りすることが多いですし、また、行政側にたった仕事に拘わらせていただくこともあります。 そんな中で感じるのは、「所」と「署」の違いです。
大先輩の税理士の先生が教えてくださいました。 『「所」とは、住民と話し合って決めていくところ 「署」とは、いいか悪いかを判断するところ。 だからなんとなく付き合いにくいものがある。 「署」のまたの呼び方を「イモショ」という。 「署」に草冠を付けると「薯(いも)」になる。 昔は、このような言い回しで「ショ」を区別し た。』
私が出入りする官庁で、一番気持ちが安心するというか、一人ひとり個人を大切に対応してくれるところは市役所だと感じます。 やはり住民に密着した組織だからでしょうね。
組織の中にいると、外部の人間が感じる独特のものが分かりません。いつも思うのは、一人ひとりはとても「いいもの」をかもし出しているのに、組織全体の雰囲気にうずもれてしまって、「取っ付きにくさ」が前面に出てしまう。 残念なことです。 一般住民が出入りする組織には、市役所、地方事務所(県庁)、裁判所、社会保険事務所、税務署、警察署、労働基準監督署等々があります。 必要があって訪問するわけですが、その際の緊張度はかなり高いものです。 そんな時、職員の方からホッとするような声がけがあると、ちょっと得した気分になり、伝えたい内容もスムーズに出てきます。
いつも住民と同じ目線で対応していただけたら、長野の空気も風通しがよくなっていくんだろうなあ〜と思います。
同じように当事務所も、気軽に尋ねていただけるよう、いつも門を開けていたいと思います。 |
08:25, Tuesday, Apr 01, 2008 ¦ 固定リンク
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