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長野市男女共同参画委員として、いろいろな策定に関わっています。 社会全体を見ていると、やはり女性の活躍の場が少ないような気がします。 女性が何かしようとすると、周りからなんとなく冷たい風を感じたりして・・・。
税理士の仕事をしていて感じるのは、クライアントと向かい合ったときは、「税理士の仕事をする人」という認識を持っていただけますが、それ以外の世界では、何かやろうと思ってもやり辛いものがあるということです。
昨日、税理士会長野支部で理事会がありました。 今年度最後の理事会でしたので、その後慰労会も開かれました。 現在、女性税理士での長野支部の役員は私一人です。 理事会、慰労会に出席して感じたのは、やっと税理士会も開放されつつあるなあ〜ということです。 この開放とは、閉鎖社会からの脱皮です。
私が税理士を登録したころは、税理士会に出席するのも正直怖かった思いでした。 女性であること、年齢も20代半ばであったからか、無言の圧力があり、居場所などありませんでした。 大きく変わったのは、長野県税理士会で女性部が発足してからのことです。 この女性部を通して、会務に関わり、次第に支部や県の税理士会の役員として仕事をさせていただけるようになったのです。 長野支部の支部長も、役員に女性税理士の登用を積極的に行おうとしています。 しかし、依頼がきても引き受けられない状況が多いことが実態です。 年齢的なことや、育児、親の介護が理由です。 仕事も含めて、どんなに社会に関わりたくても女性としての制約が出でしまうのが残念です。 そのようなことから考えると、家庭内での男女共同参画を行っていかないと、女性の社会進出は難しいものがあるのかと思います。
今自分は、かなり社会に関わることのできる環境になりました。そんな中、時折感じる「冷たい風」が「薫風」に変わるよう、自分の使命を果たして生きたいと思っています。 |
07:55, Thursday, Mar 27, 2008 ¦ 固定リンク
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