確定申告の真っ最中です。 事務所でも毎晩遅くまで仕事をしています。 昨年と違うのは、事務所で行う申告はほぼ100%電子申告になりました。 この「ほぼ」は、1件だけ電子申告を拒否されたお客さんがあるからです。 理由は、セキュリティの問題で情報がもれる可能性がある・・ということです。 この方は、かなりITに詳しい方です。 そういえば、IT関係の仕事をやっている方が仰っていました。 「本当に大事なことは、すべてFAXで行っている」と。
さて、電子申告において住基カードを取得して5,000円の税額控除をする割合は、というと、事務所の場合は10%ぐらいです。 この他、職員がそれぞれ住基カードを取得して自分の電子申告をし5,000円を還付してもらっています。 まずは経験して、お客さんにお勧めしています。 給与所得者で年末調整が終了している人でも、住基カードを利用した電子申告を行えば、5,000円が還付されるということは意外に知られていません。 しかし、住基カードを取得する手間を考えるとどうなんでしょうね。 因みに、税理士事務所で電子申告を行う場合は必要ない「カードリーダー」なるもの、個人が自分で電子申告をするには必要となりますからね。 還付される5,000円も、住基カード取得代・カードリーダー取得代でほぼ終わってしまいます。キャッシュフローでいえば、何のメリットもありません。 |